心が寝取られたがってるんだ

絵柄食いなので、好みの絵柄の漫画ならいちゃラブでもなんでも買ってしまうタイプです。

実際喜んでヌキヌキしてしまいます。

でも、長期的に見ると明確な差が出てきます。

 

NTR作品だと、ひとしきり抜いてもしばらく時間を空けるとまた抜きたくなります。

いちゃラブだと、ある程度楽しんで満足してしまうと、もう欲求が湧かない。

 

NTRは、何度も何度も、痛く苦しい波となって押し寄せてくる。

その度に、心がひりひりし、渇望する。

 

 

NTRには「飢え」がある

勃起を招くのは男性の本能

それはいちゃラブもNTRも同じ

だけどNTRにはプラスアルファとして、理性を駆り立てるような強烈な攻撃性がある

この攻撃性は興奮と結びつき、それが性的欲求と結びついて複雑な衝動を呼び起こす

だから飢えるように、何度も何度も求められる

 

 

NTRは、扇情的に本能に訴える前に、まず残酷なまでに理性を振り動かす

ページをめくるごとに、クリックを繰り返すごとに

焦り、不安、疑念、後悔、反抗

そういった負の感情が頭の中を一杯にし、溢れていき、どろどろとした膿のように身体の中をゆっくりと下っていく

 

そして心が犯される

ひりひりと焼けるような感覚は、辛く苦しく、それでいて何ともいえない切なさを生じさせる

鼓動が乱れ、血流が早まる

爆発的な勢いを得た膿は、駆け下りる速さを急激に増していく

 

やがて長い長いNTRの道筋が終わりを迎える

ヒロインが真の絶頂に達する

裏切りと後悔の道程に完全な幸福の幕が下ろされていく

哀れな主人公は、敗北を認めるように頭を垂れる

凶暴な膿は陰嚢に達し、反転、怒張した陰茎を駆け上っていく

迸る白い膿

 

 

 

心が寝取られたがってるんだ