ライトノベル:やはり凛子の初恋は俺だったようだ

☆やはり凛子の初恋は俺だったようだ☆

 

 

磯山和人

主人公。射精障害。発達障害。年齢不詳。詩人。

好きな食べ物はマイスリー睡眠導入剤)。

最近の悩みはオナニーするときに肛門と乳首を同時に弄るには手が1本足りないこと。

趣味は障害者料金で平日昼間から映画を観ること。

幼少期から施された管理教育に反発し、小学生で万引きを咎めた駄菓子屋を放火、中学生で左翼教師を独自の憂国論で論破、高校生で大隈講堂爆破など、己の思うがままの人生を歩んできた無頼漢。大学受験の無意味さを痛感し、現在は深谷市フリーターをしている。

アルバイトは思い立ったらすぐバックれた挙句、労働基準監督署に虚偽の通報を繰り返しているが、深谷市にある全てのセブンイレブンの汚物入れから使用済みナプキンを回収するのを密かな目標にしている。

 

小早川凛子

ヒロイン。CV:丹下桜。高校一年生。

国民的恋愛ゲーム「ラブプラス」の登場人物。

趣味は読書と洋楽鑑賞。

好きな作家はサリンジャー

磯山が己の妄想の中で全てを捧げ愛した女性。

かつてある出来事をきっかけに、磯山との蜜月の関係はあっけなく終わりを迎えていた。

長らく周囲の人間から架空の存在か妄想の産物だと思われていたが、紛れもない生身の肉体を持った寸分違わぬ容姿の女性が、ある日突然彼女を名乗って深谷市にあらわれる。

 

東野猛

磯山の幼馴染。真理人。ゲルタ者。

好きな食べ物は二郎系ラーメン。

好きな騎士はアマディス・デ・ガウラ。

思い姫は声優の上坂すみれ

趣味は脱法ハーブを吸引しながら音楽を作ること。

寺の息子だが唯一神を信仰しながら真理探究に勤しむ当世最後の傑物。

磯山とは幼い頃からの親友だったが、磯山がエラフトで日根野準優勝したのに部活を辞めてしまった事件をきっかけに、わだかまりが残っている。

早稲田大学を卒業後、日々の糧に困らないながら社会勉強のためにある企業に就職した。だが信仰の破棄を迫られ真理の毀損を仄めかされたため、社長重役先輩社員全てを日本刀で惨殺したのち出奔。

現在は秘密裏に造営した深谷サティアンに潜伏し大衆を扇動するための工作活動を行っている。

 

内藤裕也

磯山と東野の幼馴染。名誉健常者。

問題児である両名に比べ健全としか言いようがない、深谷きっての常識人。

ギャルゲーではよく報われないヒロインに同情してしまう。

磯山と東野の薬物中毒と反社会的行動を常に心配し、忠告を繰り返す。

 

ふっかちゃん

深谷市公認のマスコットキャラクター

好きな食べ物はネギとビール。

趣味は影の薄いゆるキャラをネットの晒し者にすること。

ゆるキャラグランプリに幾度となく出場。離間工作、組織票、同盟破棄、脅迫等の悪辣な策を弄して優勝を宣言しながら毎年敗北しているため、カンパ金詐欺ではないかと噂されている。

実績に不相応なまでの権力を握り、地下アイドルくずれの女性をカキタレ扱いしてもてあそぶ真性の畜生。中の人は意外な人物らしい。

 

清浦圭吾

磯山の宿敵。異常性欲者。多浪生。人格障害

趣味は洋ロリの全裸写真をネットで拾ってコレクションすること。

毎年センター試験の朝に女子高生に痴漢するためだけに浪人を繰り返す人間の屑。

大阪の裕福な家庭に生まれたが、極度に肥大化した自尊心、異常な執着心からSNSで関わった人間に嫌がらせや粘着を繰り返している。

受験をろくに経験していないのになぜか学歴コンプレックスに悩まされている。

凛子のロリ体型に邪な欲望を抱き、そのあとをつけまわして素性を探ろうとするが……。